ニュース 建設 作成日:2017年6月8日_記事番号:T00070987
台北市南部の景美地区で華固建設が地上権を取得して開発した住宅物件「華固新天地」で借地料が高騰したことに入居者が強く抗議したことを受けて、同社は7日、借地料の上昇分を10年間にわたり補償する方針を表明した。8日付経済日報が伝えた。
華固新天地では7月にも購入者への物件引き渡しが予定されている。借地料は公告地価(公示地価)の3.5%だが、公告地価が上昇したことから、購入者の借地料負担が予想以上に上昇した。43坪タイプの物件では、現在の公告地価に基づくと、毎年の借地料負担が6万5,000台湾元(約24万円)となる。このため、購入者の一部は、受け入れられないとして華固建設に抗議していた。
華固建設の鍾栄昌董事長は「政策の不備が入居者の権益に影響を与えるのを避けるため、差額を10年間補償することを決めた」と説明した。デベロッパーが借地料の上昇分を補塡(ほてん)することを決めたのは初のケースとなる。
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