ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月8日_記事番号:T00070989
飲食店チェーン大手、王品餐飲の陳正輝董事長は7日開催した株主総会で、中台で新ブランド展開を加速する方針を示した。7月には台北市の都市交通システム(MRT)忠孝復興駅近くに新ブランドのステーキ店「乍牛」を開設する予定だ。セット価格が298~458台湾元(約1,100~1,700円)。8日付工商時報などが報じた。
陳董事長(中)は、新規ブランドを増やすと同時に、既存ブランドは1店舗当たりの売上高を拡大する目標を示した(7日=中央社)
台湾では今年2月に台北市信義区にビーフステーキ丼の専門店「酷必(クック・ビーフ!)」を、5月に台中市の広三そごう百貨近くに四川煮込み料理店「麻佬大」をオープンした。
既存ブランドについて王品の楊秀慧台湾執行長は、鍋料理の「石二鍋」は現在58店で、まだ市場開拓の余地があり、今年は8~10店出店するとの考えを示した。同グループが台湾で代理展開するシンガポールの福建料理レストラン「プー・ティエン(莆田)」は年内に4店を目指す。
中国でも既に上海と深圳で新規2ブランドの出店が確定している。今年は中台で30~40店増が目標で、世界全体で440店に拡大する見通しだ。
なお同日の株主総会で役員改選が行われ、創業者の戴勝益前董事長と王国雄前副董事長が董事職を外れることが決まった。ただ戴氏は依然筆頭株主で、「王品戴水基金会」の名義で董事を務める。
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