ニュース 公益 作成日:2017年6月8日_記事番号:T00070994
夏季の電力不足に対応するため、台湾電力(台電、TPC)は7日、第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)2号機の再稼働を申請した。8日付聯合報が伝えた。
今回の再稼働申請は、行政院原子能委員会(原能会)が6日、台電第2原子力発電所(新北市万里区)1号機の再稼働を認めたことに続く動きだ。原能会が申請を認めれば、稼働可能な原発は3基に増える。
第3原発2号機は、定期検査時の設備損傷で稼働再開が遅れていた。蔡英文政権は2025年までに脱原発を図る「非核家園」政策を掲げているため、一部からは「理念に逆向する動きではないか」との批判も出たが、原能会は、現時点で原発の稼働年限が到来すれば、稼働延長は認めず、廃炉を進めるとの立場を表明した。
台北では7日午前、最高気温35.5度を記録した。TPCによると、7日午後1時42分、台湾全土の電力消費量が3,413万5,000キロワット(kW)に達し、年初来の最高を更新。供給予備率が3.67%まで低下した。
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