ニュース 社会 作成日:2017年6月8日_記事番号:T00071001
7日午前10時ごろ、新北市五股区五権二路にある産婦向けの給食業者「膳安国際」のセントラルキッチンで外れたガス管から漏れた大量のガスが爆発を起こし、12人が負傷した。負傷者はいずれも命に別条はない。8日付蘋果日報が伝えた。ガス爆発で建物の前に停めてあったワゴン車は、ガラスが全て吹き飛び、ルーフもめくれ上がった(7日=中央社)
キッチンは6階建てビルの1階部分にあり、1階のドアや窓ガラスが大破したほか、器材や金属片が広範囲に飛び散った。15メートル離れた道の向かい側にいた弁当配達員もガラス片が体に刺さるけがを負った。財産被害は少なくとも1,000万台湾元(約3,600万円)で、顧客200人への給食配達に影響が出る見通しだ。
爆発直前にはプロパンガス業者がガスボンベ10個を交換しており、作業員が帰ってから1時間後にガス臭がして、間もなく爆発が起きた。このため、ガス業者の作業員によるガス管の固定が不十分だったことが原因と推定されている。
台湾では産後に妊婦が静養することを「坐月子」と呼び、膳安国際は産婦の体力回復を助ける給食の宅配サービス「玉膳坊月子餐」を展開。有名人が相次いで推薦するなどして、人気を集めていた。利用者によると、料金は3食1,850元、1カ月で5万5,500元。
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