ニュース 電子 作成日:2017年6月15日_記事番号:T00071113
華碩電脳(ASUS)は14日、グーグルのAR(拡張現実)技術「Tango(タンゴ)」とVR(仮想現実)プラットフォーム「Daydream(デイドリーム)」両方に対応した世界初の5.7インチスマートフォン「ZenFoneAR」を台湾で発売した。モバイル決済サービス「アンドロイドペイ」にも対応している。15日付経済日報などが報じた。
3つのカメラを搭載する「TriCamシステム」で、自然なAR体験が可能だ(同社リリースより)
本体価格は2万4,990台湾元(約9万円)。通信キャリア最大手の中華電信は16日より独占販売し、月額料金1,399元の30カ月契約なら本体9,990元となる。
施崇棠(ジョニー・シー)董事長は、ASUSとグーグルの提携のマイルストーンだと強調した。また、グーグルが7月に開催するタンゴの開発者向けイベントを、初めて台北で行うと説明した。
一方、ASUSの今年の旗艦機種「ZenFone4」の発売時期をメディアに問われ、施董事長は「もうすぐだ」とのみ答えた。ASUSは組織改革を終えたばかりで、「ZenFone4」発表は7月に遅延するとみられているほか、人員削減の観測も出ている。
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