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国泰人寿、嘉義で商業施設購入


ニュース 建設 作成日:2008年4月30日_記事番号:T00007112

国泰人寿、嘉義で商業施設購入

 
 国泰人寿は29日、嘉義市竹囲子段の台鉄嘉義駅裏側に建設中の大型商業施設を大潤発流通事業(RTマート)から11億4,300万台湾元(約39億円)で買収すると発表した。馬英九新政権の発足で不動産市場の回復が期待される中、同社にとっては総統選後初めて不動産投資案件となる。30日付経済日報が伝えた。

 同物件の土地面積は6,487.32坪、延べ床面積は1万1,317坪。大潤発は物件を売却した上で、リースバック方式で大型店を開業する計画だ。

 国泰人寿による投資運用残高は2兆753億元で、このうち、不動産投資は1,200億元となっている。保険法に基づく不動産投資上限(30%)に基づくと、さらに5,000億元の投資枠が残されている。

 不動産市場では依然として模様眺めのムードが根強いが、台湾で最も多額の不動産投資を手掛ける国泰人寿が物件購入に乗り出したことは、不動産市場で注目材料となりそうだ。