ニュース 政治 作成日:2017年6月15日_記事番号:T00071127
先月の国民党主席選挙で呉敦義副主席に敗れた洪秀柱現主席は14日、中央常務委員会に出席し、任期切れを待たずに6月末で党主席を退任する考えを表明した。7月1日から8月20日までは林政則副主席が党主席代行を務める。15日付蘋果日報が伝えた。
洪主席(右)は党内で団結した1年余りの任期は忘れ難いと振り返った。左は林副主席(14日=中央社)
洪主席をめぐっては、呉副主席への業務引き継ぎに支障が出ているとの見方もあった。洪主席は「党内からは自分がポストに恋々としているとの憶測も聞かれたが、皆さんを安心させるため今回の決定を下した」と述べた。
洪主席は先の党主席選挙を「これまでで最も公正、公平、公開かつ透明な選挙だった」と振り返ったが、発言を終えると、出席者との握手もそこそこに会場を後にし、ぎくしゃくとしたムードが漂った。呉副主席は「準備を繰り上げ、党の再起を図っていく」と語った。
洪主席は15日から中国を訪問し、南京では中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任による出迎えが予定されている。その後は17日に福建省アモイ市で開幕する「海峡論壇」に出席することにしており、中台関係に関して持論を展開するとみられる。
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