とんこつラーメン専門店、一蘭の台湾１号店（台湾台北本店、台北市信義区）が15日午前11時、オープンした。開店前の同日深夜２時より、一番乗りを狙う最初の客が来店。その後もいち早く有名店の味を体験しようと行列ができ、オープン前から長蛇の列ができた。16日付中国時報が報じた。
雨が降る中、300人以上が行列を作った（15日＝中央社）
一番乗りを果たしたのは人気グルメブロガーとその友人の３人で、一蘭の海外広報担当、花井伊織氏よりオリジナルラーメン鉢の交換券がプレゼントされた。
今後の店舗展開について花井氏は、１年以内の出店計画はまだ確定していないが、とんこつラーメンのおいしさをより多くの消費者に味わってもらいたいと語った。将来は台北以外への出店も視野にあるようだ。
同店はオープン数日前、土産物6,000台湾元（約２万2,000円）を購入すれば、行列に並ばずに入店できるファストエントリーサービスを発表したところ、価格が高過ぎると批判が殺到し、謝罪する事態となった。オープン当日、ファストエントリー利用者はいなかったようだ。
