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亜硫酸ナトリウムでモヤシ漂白、工場摘発


ニュース 農林水産 作成日:2017年6月16日_記事番号:T00071147

亜硫酸ナトリウムでモヤシ漂白、工場摘発

 台北地方法院検察署は15日、農産物業者の元品農業企業社(新北市新店区)が昨年末から桃園市蘆竹区のモヤシ生産業者「安心豆芽農場」、同県中壢区の地下工場と共謀し、モヤシを工業用の亜硫酸ナトリウムで漂白し出荷していたとして、摘発した。16日付自由時報が伝えた。

/date/2017/06/16/14white_2.jpg漂白されたモヤシは1台斤(約600グラム)8~10台湾元(約29~37円)で売られていた(15日=中央社)

 検察は元品の責任者から事情を聴くとともに、工業用漂白剤50キログラム入り28パック、問題のモヤシ6.28トンを押収した。

 調べに対し業者は「モヤシは変色しやすいので、見た目をよくする必要があり、漂白剤を使用した」と供述した。元品は台北市、新北市の青果市場に毎日、問題のモヤシを約2トン出荷していた。