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台プラ4社のQ1利益、前年比2割減


ニュース 石油・化学 作成日:2008年4月30日_記事番号:T00007115

台プラ4社のQ1利益、前年比2割減

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社は第1四半期売上高(非連結)は、4,067億台湾元(約1兆3,852万円)の過去最高となったと発表した。しかし同期純利益は301億1,000万元で、高騰する原油コストを製品に十分反映させられなかった結果、原油昨年同期に比べ22%の減少となった。30日付工商時報が報じた。
 
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 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第1四半期純利益は98億2,000万元で、数期ぶりに100億元を切った。同社では、昨年から続いた域内ガソリン価格の凍結措置によって損失を計上したことを要因に挙げた。

 南亜塑膠(南亜プラスチック)は純利益率が昨年同期の24.5%から13.2%に大きく低下した。これは本業以外での損失が膨らんだためで、本業での利益は78億9,900万元と昨年同期比で24億9,700万元成長した。

 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は、同期売上高こそ782億元と過去最高となったが、同期営業利益は37億8,000万元、純利益は51億8,700にとどまり、1株当たりの利益(EPS)も0.94元と昨年の1.46元に比べ大幅に減少した。