ニュース その他製造 作成日:2017年6月19日_記事番号:T00071166
製靴大手、豊泰企業グループの王建弘総裁は16日の株主総会で、インドのタミル・ナードゥ州バーガーの工業団地に建設中の工場が、今年9~10月よりナイキ向けにスポーツシューズの生産を開始するとの見通しを明らかにした。同社は同州チェンナイにも工場を設置しており、バーガー工場は同国2カ所目の生産拠点となる。17日付工商時報が報じた。
観測によると豊泰は今年、バーガー工場の生産能力拡充を引き続き進める計画で、グループ全体の設備投資額は30億台湾元(約110億円)と昨年の約28億元を上回る見通しだ。
豊泰の王秋雄董事長は、インド工場は同社にとって今後数年間、成長のけん引役となるとの見方を示した一方で、「ナイキ製品の生産を手掛ける受託メーカーのうち、インドに進出しているのは同社だけ」だと指摘し、集積効果が進んでいないことを課題に挙げた。
なお豊泰の昨年の連結売上高は前年比4.2%増の581億2,200万元、純利益は5.1%増の44億5,300万元だった。
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