ニュース 医薬 作成日:2017年6月19日_記事番号:T00071169
台湾では多くの医療機関が観光やビジネスで来台する外国人腎臓病患者を対象に人工透析治療を行っている上、旅行会社と提携して観光スポットを巡るツアーを提供しており、利用者が近年増加している。また患者に個室を提供したり、透析用機器や医療用品全てで日本製を使用しているとうたう医療機関も多いことから、外国人の受診者のうち、最大比率となる約4割を日本人が占めているようだ。19日付聯合報が報じた。
3日間の滞在で1回、7日間で3回の人工透析治療を受ける人が多い(16日=中央社)
同紙によると、台湾市民が日本で人工透析を受けた場合、1回に付き3万~4万円の費用が必要で帰台後に全民健康保険で受けられる払戻額は2,000元余り。一方、日本人旅行者が台湾で同様の治療を受けた場合、1回の治療費は約1万元と同程度だが、帰国後に約7,000元の払い戻しが受けられるという。
約10年前より外国人観光客向けに人工透析治療を実施している台北仁済院附設医院・血液透析室主任の李孟鴻医師によると、小籠包が好物だという70代の日本人男性は毎年、来台するたびに同院で人工透析を受けているという。
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