ニュース 電子 作成日:2017年6月20日_記事番号:T00071187
金属筐体最大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は19日の株主総会で、携帯電話の筐体は今後、金属とガラスの組み合わせが主流になると予測した。アップルの次世代スマートフォンiPhone8がガラス筐体を採用するとみられる中、洪董事長はガラス素材はワイヤレス給電が容易で、第5世代移動通信規格(5G)にも向いていると語った。20日付蘋果日報などが報じた。
洪董事長は、今年の業績が投資家を失望させることはないと自信を示した(19日=中央社)
洪董事長は、今年下半期はノートパソコン、携帯電話、タブレット端末いずれも成長が期待でき、同社の業績も非常に伸びると予測した。VR(バーチャルリアリティー、仮想現実)端末メーカーとも既に提携しており、2018年に出荷する予定だ。
キャッチャーは今年、台湾では新材料の研究開発(R&D)を行う可耀科技に60億元投じる。台南市永康の新工場は今年3月に完成し設備を搬入中で、1年以内に稼働予定だ。これにより生産能力は現在の2倍になる。中国江蘇省の泰州工場第2期拡張と宿遷の新工場はそれぞれ18年に携帯電話とノートPC向けの生産ラインが完成する予定だ。
キャッチャーの年初来の設備投資額は67億9,000万台湾元(約250億円)。通年では100億元を超え、昨年の85億元を上回る見通しだ。
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