ニュース 電子 作成日:2017年6月20日_記事番号:T00071188
インテルは先週の製品発表会で、同社のWiGig(ワイヤレス・ギガビット)対応チップセットを搭載した製品を宏達国際電子(HTC)が来年初めに発売すると明らかにした。両社とも同製品の詳細について説明しなかったが、業界関係者はHTCがハイエンドVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)端末「HTC Vive」の次世代ワイヤレスモデルを発売するとみている。20日付工商時報が報じた。
ハイエンドVR端末はパソコンやゲーム機に接続する電源・信号線が邪魔となり、VRを十分に楽しめないため、ワイヤレス化が課題となっている。HTCは「HTC Vive」向けワイヤレス化キットを北京伝送科技(TPCAST)と共同開発したが、供給がうまくいかず中国での発売が1カ月遅れ、米国でも米連邦通信委員会(FCC)の審査により発売時期が従来計画の第2四半期から第3四半期に後ずれした。
こうした中、HTCは「HTC Vive」の次世代モデルでは外付けのワイヤレス化キットを採用せず、インテルのWiGig対応チップセットを搭載することで、完全なワイヤレス化を実現するとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722