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IC設計、4〜5月は業績悪化見通し


ニュース 電子 作成日:2008年4月30日_記事番号:T00007119

IC設計、4〜5月は業績悪化見通し

 
 世界のパソコン(PC)市場が4月から6月にかけてのオフシーズンに入っていることに加え、中国政府によるマクロコントロール強化により、中国市場でのPC需要が3月から若干後退を見せており、台湾系IC設計業者の4月と5月の業績に影響が出るとみられる。30日付電子時報が報じた。

 聯陽半導体(ITE)では、4月の売上高はマザーボードおよびノート型パソコン(ノートPC)顧客の需要低下により、前月比で減少すると予告し、5、6月も楽観視できないとしている。

 聯発科技(メディアテック)も、5月はPC顧客からの受注減の影響を受け、光ディスクドライブ向け製品の出荷量が減少し、携帯電話でも中国のメーデー休暇に備えた4月の生産増の反動で、5月の売上高は前月比で減少すると予想している。

 また、致新科技(ミクスト・モード・テクノロジー)も、台湾系ノートPC受託メーカーの第2四半期出荷台数は、前期比約10%増が予測されるが、ヒューレット・パッカード(HP)など海外大手ブランドではせいぜい現状維持で、同社の第2四半期売上高も市場予測の15~20%には届かず数%となるとの見通しを示した。