ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月20日_記事番号:T00071192
裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は19日の董事会で、中国の東風汽車集団と折半出資の合弁会社、東風裕隆汽車に対し各3億9,600万人民元(約65億円)の増資を行うことを決議した。出資比率に変動は生じないが、今後は裕隆汽車が経営の主導権を握ることに決まったようだ。20日付経済日報などが報じた。
東風裕隆は昨年、中国市場における販売が低迷し、両社は今後いずれが経営を主導するか協議を続けていた。
東風裕隆は2010年に折半出資で設立され、これまでは両社から経営陣を派遣していた。今後は総経理と財務責任者以外の人事を東風裕隆が決定し、裕隆汽車が新車の研究開発(R&D)や技術面を主導するとされる。
自動車業界で中国でない側が経営を主導する初のケースで、東風汽車が譲歩したことに業界では驚きの声が上がっている。
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