ニュース 機械 作成日:2017年6月20日_記事番号:T00071193
工作機械大手、程泰集団の楊徳華董事長は19日、中台で今年、設備購入と工場新設に計20億台湾元(約74億円)を投じると述べた。自動車部品加工事業を強化する狙いだ。20日付経済日報が報じた。
楊董事長は、大里工業区(台中市)の工場と、10月末の稼働を予定する大埔美精密機械園区(嘉義県)の新工場で、自動車部品加工の関連設備購入に10億元を投じると説明した。大埔美精密機械園区の新工場では傘下の程泰機械(グッドウェイ・マシン)、亜崴機電(AWEA)、弘聚投資が立形加工機や自動車部品専用の加工機を生産する計画で、生産額は最大50億元を見込んでいる。
程泰機械が開発した自動車部品専用の複合加工機「GTH」シリーズは軸、ギアの加工が可能で、年初来で日本向けに既に10台以上販売している。
一方、中国では10月26日に、呉江第2工場(江蘇省)に着工する計画だ。来年末の完工予定。投資額は10億元。中国の新エネルギー車向けの加工関連で認証を申請し、主に自動車部品と部品加工設備を生産する計画だ。当初の年産額は5億人民元(約82億円)を見込んでいる。
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