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新竹の竹北新世紀購物センター、20年オープンへ


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月20日_記事番号:T00071197

新竹の竹北新世紀購物センター、20年オープンへ

 遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)は近く、新竹県竹北市でショッピングセンター(SC)、竹北新世紀購物中心を着工する。地上10階、地下4階建てで、2020年のオープン予定だ。20日付工商時報が報じた。

 竹北新世紀購物中心は新竹県政府と2015年に締結した停八駐車場のBOT(建設・運営・譲渡)契約。就業機会1,700件、生産額40億台湾元(約150億円)を創出する見込みだ。

 遠東集団(ファーイースタングループ)は新竹に、▽新竹大遠百▽遠東巨城購物中心(ビッグシティー)▽太平洋崇光百貨(太平洋そごう)新竹店駅前館▽太平洋そごう新竹店ビッグシティー館──がある。遠東集団が5年前に引き継いだビッグシティーは昨年の売上高が105億元に上った。李静芳董事長は、新竹県市の世帯収入や支出は上位クラスで、北中部の人口を考えると、まだ成長余地があると語った。

 遠東集団の小売事業の2016年の連結売上高は1,215億元、純利益は14億9,500万元で、うち遠東百貨の売上高は433億9,000万元だった。特に板橋大遠百(メガシティー)、台中大遠百(トップシティー)が5%増収で貢献した。

 遠東百貨は昨年、台北市信義区A13区画で大遠百にも着工しており、3年以内に台湾の店舗数が12店まで増える予定だ。