ニュース 電子 作成日:2017年6月21日_記事番号:T00071211
鴻海精密工業傘下、シャープの戴正呉社長は20日、株主総会の席上で、東証一部復帰に向け6月29日か30日に申請すると述べた。来年3月までの復帰を目指す。復帰後は社長職を退くが、3年間は会長などの役職で経営責任を果たすとの考えを示した。21日付工商時報が報じた。
戴社長は、以前のシャープは日本市場だけを考え、海外に目が向いてなかったと指摘。また大部分の従業員が営業か技術者で、経営に関する知識が不足しており、会社にとって不利な契約締結が多かったと話した。こうした契約見直しなどで、昨年は1,000億円以上をコストダウンできたと説明した。
株主総会では、取締役人事の議案が原案通り承認され、取締役9人のうち鴻海グループ出身者は5人と、従来より2人増えて過半を占めた。
シャープの中期経営計画によると、2019年度に売上高3兆2,500億円(16年度の1.6倍)、営業利益1,500億円を目指す。
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