ニュース 電子 作成日:2017年6月21日_記事番号:T00071212
富士通と台湾富士通は20日、国家実験研究院(国研院)高速網路計算センター(国網中心、ナショナルセンター・フォー・ハイパフォーマンスコンピューティング、NCHC)に、稼働時点で台湾最高性能となるスーパーコンピュータシステムを構築すると発表した。同システムは、台湾の研究開発(R&D)基盤の中核として、台湾全体の産業育成、経済発展・成長に貢献するもので、2018年5月の本稼働を目指す。
同システムは、富士通のサーバー「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」の次期モデルなど715台のサーバーで構成されるPCクラスターシステム。インテルのサーバー向け最新CPU(中央演算処理装置)とエヌビディアのGPU(グラフィックスプロセッサー)を採用するなど、最先端の高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)テクノロジーを結集している。理論演算性能は、CPUが2.13ペタフロップス以上、GPUは1.35ペタフロップス以上で、システム全体では3.48ペタフロップス以上を予定している。
NCHCは、台湾の研究機関、民間企業および海外研究者1,000人以上が、国際的な人材交流や共同研究の促進などで活用し、科学技術力の向上やイノベーションの創出、それに伴う経済発展に貢献している。富士通は、システムを刷新することで、さらなる研究の加速に加え、人工智能(AI)やビッグデータなどの新たな研究分野に対応した研究基盤を提供すると説明した。
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