ニュース 電子 作成日:2017年6月21日_記事番号:T00071214
宏碁(エイサー)とタクシー最大手の台湾大車隊(台湾タクシー)は20日、人工知能(AI)技術を活用してタクシー利用客がいる場所を予測するシステム「智慧載客推薦平台」の開発を共同で進めていると発表した。同システムは既に認証を取得しており、下半期に導入する計画だ。台湾大車隊の林村田董事長は、同システムの導入後、空車走行時間が短縮し、客を乗せている実車率が向上すると期待感を示した。21日付経済日報が報じた。
台湾大車隊は同システム導入後、タクシー1台当たりの利用者数が1日当たり1~2人増え、ドライバーの月収が3,000~6,000台湾元(約1万1,000~2万2,000円)増えると試算している。
エイサーの万以寧電子化サービス事業総経理は、同システムはこれまでのタクシー運行データなどのビッグデータを基に、AIが曜日、時間帯、エリアや天気、催し物などのイベントの有無に応じて、ドライバーにタクシー利用客が最も多いと予想される場所を推奨すると説明した。
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