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広達のQ1粗利益率、予測上回る5.2%


ニュース 電子 作成日:2008年4月30日_記事番号:T00007122

広達のQ1粗利益率、予測上回る5.2%

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は29日に行った業績説明会で、第1四半期の連結売上高が1,988億台湾元(約6,770億円)、純利益は前年同期比17.6%増の40億300万元、1株当たりの利益(EPS)は1.16元となったと発表した。また、同期粗利益率は市場予測を上回る5.2%となり、梁次震同社董事長は、「良品率が改善し、利益の上がらない部門を縮小した結果だ」と語った。30日付経済日報が報じた。
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 梁董事長によると、縮小されたのは主に液晶テレビ、携帯電話および中国子会社買収による人材の重複部分で、その数は数千人に上る。

 梁董事長は今年のノートブック型パソコン(ノートPC)景気について「米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響は依然続くが、新興市場での需要は強く、通年の出荷台数は低価格パソコンを除いて4,000万台となる」と予測し、第2四半期は第1四半期の800万台からさらに10%成長するとの見通しを語った。

 また広達は同日、昨年の業績も同時に発表した。昨年の売上高は前年比45%増の7,774億3,600万元、純利益も前年比43%成長の184億5,500万元と、ともに大幅成長を記録した。