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セブンとファミマ、プレミアムビール商戦スタート


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月21日_記事番号:T00071221

セブンとファミマ、プレミアムビール商戦スタート

 コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンは夏のビール需要を取り込むため、海外10カ国から輸入した過去最多40種類のプレミアムビールを販売しており、きょう21日から8月1日まで3本購入で21%引きなどとするセールを行う。全家便利商店(台湾ファミリーマート)も今月7日より欧米、日本など8カ国のプレミアムビール20種類のセールを実施しており、8月1日までのセール期間にビール分野の1割増収を見込んでいる。両社とも年間260億台湾元(約940億円)に上るビール市場での商機獲得を期待している。21日付工商時報が報じた。

/date/2017/06/21/11beer_2.png台湾ファミマも3本購入21%割引でセブン-イレブンに対抗する(全家便利商店リリースより)

 セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、台湾ビール市場は過去5年で18%成長したが、プレミアムビール市場は20~30%成長したと説明。セブン-イレブンのビール売上高は過去5年で25%増え、うちプレミアムビールは40%増加したという。

 統一超商の陳慧商品二部部長は、昨年のビール売上高は50億元で、うちプレミアムビールの割合は1~2%だったが、ビール購入者の客単価は25%上昇したと説明。今年はプレミアムビールの販売比率が倍増すると予想した。

 財政部国庫署の統計によると、2016年の台湾のビール消費量は5億5,400万キロリットルで、うち7割以上が夏場の6~9月に消費された。