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『我的少女時代』の製作会社、HMV数碼中国が買収


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月21日_記事番号:T00071222

『我的少女時代』の製作会社、HMV数碼中国が買収

 香港上場のHMV数碼中国集団(HMVデジタル・チャイナ・グループ)はこのほど、2015年に公開されてヒットした映画『我的少女時代(私の少女時代-OUR TIMES-)』で知られる台湾の映画製作・配給会社、華聯国際多媒体を7億1,300万香港ドル(約102億円)で買収したと発表した。21日付経済日報が報じた。

 華聯国際は12年に大魯閣繊維(タロコ)と映画館運営大手、国賓影城(アンバサダー・シアターズ)、秀泰影城(ショータイム・シネマズ)が合弁で設立。同社製作として第1作目となった『我的少女時代』は台湾映画史上5位の興行成績を記録。中国でも台湾映画の興行成績として過去最高を更新した。

 その後も精力的に製作、配給事業を手掛けていたが、創業からわずか5年で中国資本に買収されることとなった。

 なお今後も華聯国際は、謝国樑・現董事長が経営を主導するが、『我的少女時代』の続編およびテレビドラマ化作品は、HMV数碼中国が製作権と配給権を持つことになる。