ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TSMC、Q1利益減少


ニュース 電子 作成日:2008年4月30日_記事番号:T00007123

TSMC、Q1利益減少

 
 台湾積体電路製造(TSMC)が29日発表した、第1四半期の連結売上高は昨年同期比34.8%増、前期比6.8%減の875億台湾元(約2,980億円)だった。純利益は昨年同期比49.4%増、前期比18.4%減の281億4,000万元、1株当たり利益(EPS)は昨年同期比54%増、前期比16.4%減の1.1元だった。利益が前期比で減少したのは、ローシーズンに加え、従業員への株式現物支給(分紅)の費用計上、台湾元の上昇によるものだ。30日付工商時報などが伝えた。

 第2四半期は連結売上高が870億~890億元、粗利益率が43~45%、営業利益率が32~34%で、第1四半期とほぼ同水準となる見通しだ。今後、同社がウエハー受託生産の新概念として提唱する「オープン・イノベーション・プラットフォーム(OIP)」推進や、半導体設計向け電子設計自動化ソフトウエア(EDAツール)、ウエハーレベルパッケージング、3Dパッケージングなど新分野への進出に取り組んでいく方針だ。