ニュース 電子 作成日:2017年6月22日_記事番号:T00071244
証券会社によると、IC設計の偉詮電子(ウェルトレンド・セミコンダクター)の電源供給規格「USB-PD」対応コントローラICは、既にクアルコムの「クイックチャージ3.0」規格の認証を取得。スマートフォン大手ブランド5社から受注を獲得しており、下半期には出荷量が約2倍に増加する見通しだ。22日付工商時報が報じた。
USBコネクター市場において、Type-C規格が主流となりつつある中、同規格のUSBポートにUSB-PD対応コントローラICを組み合わせる傾向が強まることは確実とみられる。同組み合わせはまずスマホ用ケーブルに導入されたが、現在では既にアップルがノートパソコン「MacBook Pro」にもType-C充電ケーブルを採用しており、今後さらに応用の拡大が進むと予想されている。
偉詮電子がこれまでにUSB-PD対応コントローラIC受注を獲得した顧客は、米国、中国、韓国のスマホブランドだが、この中にアップルは含まれないとされる。
なお同社はクアルコムの次世代規格「クイックチャージ4.0」に対応した製品の開発を進めており、下半期中に認証を取得し、顧客にサンプル送付を行う見通しとなっている。
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