ニュース 電子 作成日:2017年6月22日_記事番号:T00071246
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は21日、マイクロLEDの量産準備を進めており、関連商機の獲得に自信があると表明した。22日付工商時報が報じた。
李董事長は、マイクロLEDを出荷しているメーカーはまだないが、1~2年以内にマイクロLEDディスプレイを搭載したバーチャルリアリティー(VR)、ウエアラブル端末のサンプル機種が登場し、3~5年後にディスプレイサイズが10インチ以上のノートパソコン、テレビにマイクロLEDが採用されると予想した。
エピスターの周銘俊総経理は、2018~19年からウエアラブル端末向けマイクロLEDが同社の売上高に貢献し始める見込みと説明。マイクロLEDは6インチウエハーで生産するが、既存の4インチ対応設備を6インチに切り替えるとなれば投資額がやや大きくなるため、ファウンドリーと提携し、同社の6インチウエハーを使用しての生産を検討していると明らかにした。
周総経理は、マイクロLEDは大きな市場だが、投資リスクが高く、カスタマイズ度も比較的高い製品であるため、今後5年は不確定要素が多いと指摘し、顧客との開発状況によって見通しが決まるとの見方を示した。
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