ニュース 石油・化学 作成日:2017年6月22日_記事番号:T00071253
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が米国本部をテキサス州ヒューストンに設置するとの観測に対し、王文淵(ウィリアム・ウォン)総裁は、確かにヒューストンから一貫プラントの米国本部の誘致を受けていると認めた。ヒューストンは石油化学産業の集積地のため、前向きに検討していると語った。22日付工商時報が報じた。
台プラグループは米国で現在、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)と台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の共同による一貫プラント計画(95億米ドル)、および台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と米子会社フォルモサ・プラスチックスUSA(FPC USA)、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)の共同によるテキサス工場拡張計画(50億米ドル)を進めている。
FPC USAの呉堯明副総経理は、テキサス州は経済発展を重視しており、トランプ政権発足後に、より有利な税制優遇措置を打ち出していると説明した。また、台塑石化と台化の投資計画について、米国が天然ガスの生産地であることを重視していると語った。
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