ニュース 電子 作成日:2017年6月23日_記事番号:T00071273
通信キャリア最大手、中華電信は22日、通信速度が下り最大500Mbps(メガビット毎秒)の第4世代移動通信システム(4G)サービスの提供を7月末から開始すると発表した。複数の回線を利用して高速通信を実現する4CA(キャリアアグリゲーション)サービスで、台湾の通信キャリアとして初めて同サービスを提供することになる。23日付工商時報が報じた。
中華電信は、4CAサービスを利用することで、2時間の映画なら約8秒でダウンロードできるとアピールした(22日=中央社)
中華電信移動通信部門の涂元光総経理は、第1段階として台北、新北市の人気商圏10カ所余りと台湾高速鉄路(高鉄)新竹駅以北の駅、沿線でサービスを提供すると説明。年内に台湾全土の人気商圏20カ所以上、高鉄全線で利用できるようにする計画だ。
同サービスは4CA対応の端末で利用可能。中華電信移動通信部門の胡学海副総経理は、下半期にほぼ全てのスマートフォン大手が4CA対応製品を発売する予定と説明した。
中華電信の4Gユーザーは21日に750万件を上回った。年内に850万件まで増やす目標だ。
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