ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月23日_記事番号:T00071281
新竹県で初となるショッピングセンター(SC)、竹北新世紀購物中心が22日、着工した。2020年オープン予定。遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の徐雪芳総経理は、桃園、新竹、苗栗からの来客が期待できると述べた。23日付工商時報が報じた。
遠東百貨の徐総経理は、竹北新世紀購物中心は設計、工事など全てエコを考えていると話した(新竹県政府リリースより)
竹北新世紀購物中心は地上10階、地下4階建て、延床面積4万2,688坪、売り場面積2万6,497坪。客家土楼(福建土楼)と呼ばれる独特の円形建築物をモチーフとした外観で、空中庭園もアピールポイントだ。百貨店、スーパーマーケット、レストラン、レジャー施設などにテナント500店舗以上を誘致する計画。駐車場は685台分で、周辺の公共駐車場を合わせると1,485台分となる。
新竹県は同BOT(建設、運営、譲渡)案件で、民間投資の呼び込み、地域経済の活性化、税収の増加を見込む。就業機会1,700件を創出し、今後50年で税収58億台湾元(約210億円)をもたらす予測だ。
新竹エリアの主な商業施設は、▽新竹大遠百▽遠東巨城購物中心(ビッグシティー)▽太平洋崇光百貨(太平洋そごう)新竹店駅前館、新竹店ビッグシティー館──と遠東集団(ファーイースタン・グループ)ばかりで、他には新光三越百貨の新竹中華店しかない。
ビッグシティーの李静芳董事長は、18年に売り場面積を拡張すると明かした。ビッグシティーは過去2年連続で売上高100億元を超え、新竹市場でシェア6割以上を占めている。
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