ニュース 公益 作成日:2017年6月23日_記事番号:T00071285
中華郵政は23日、台湾域内の郵便料金を8月1日より引き上げると発表した。値上げ後の料金は▽はがき、5台湾元(約18円、上げ幅2.5元)▽印刷物、6元(上げ幅2.5元)▽手紙、8元(上げ幅3元)──などとなる。1991年7月以降、約26年ぶりの値上げだ。
2.5元切手は5角硬貨が流通していないため2枚組みで販売されるなど、現状に合っていなかった(23日=中央社)
23日付蘋果日報によると、値上げに伴い、端数のある現行の2.5元、3.5元切手は廃止するが、8月以降も使用可能だ。
中華郵政工会(労働組合)の鄭光明理事長は、郵便事業の累積損失は60億~70億台湾元(約220億~250億円)に達しており、これ以上損失を出せないと説明。「郵便料金はコストに見合った料金でなかった上、週休2日制(一例一休)の導入で人件費がさらに増えたためで、もっと早く値上げすべきだった」と話した。
中華郵政は国際郵便料金の引き上げも検討する方針で、将来的に値上げが予想される。
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