ニュース 政治 作成日:2017年6月23日_記事番号:T00071287
パナマのバレラ大統領は21日、昨年6月に蔡英文総統が同国を訪れた際、「台湾が中国との『外交休兵』を終わらせるのであれば、国家承認を台湾から中国に切り替える」と伝えていたことを明らかにした。23日付自由時報が報じた。
外交休兵は、馬英九政権時代の台湾と中国が承認国を争わない約束のこと。バレラ大統領は、以前から中国と正式な外交関係を持つ考えがあり、今年5月に台湾に帰任した当時の劉徳立駐パナマ大使にも、外交休兵を再開するよう蔡総統に伝えてほしいと語っていたことを明らかにした。その上で、中国は世界第2の経済体で、パナマ運河の2番目の利用国であり、国交樹立は「最も正しい決定だった」と改めて強調した。ずっとよい友人だった台湾とは、今後も友情が続くことを希望すると述べた。
バレラ大統領の発言に対し、総統府は「事実ではない」と否定。外交部も「そうしたことはなかった」と表明、中国による外交攻勢がパナマとの断交に至った原因との見方を示した。
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