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澎湖に軍輸送機で買春旅行?空軍士官7人に処分


ニュース 社会 作成日:2017年6月23日_記事番号:T00071290

澎湖に軍輸送機で買春旅行?空軍士官7人に処分

 少校(少佐)を含む空軍士官7人が休暇中、空軍の輸送機を使って澎湖へ旅行に出かけた上、現地のナイトクラブで金銭トラブルを起こしたほか、ホステスに性的なサービスを受けたとの疑惑も持たれている。

 台湾空軍の松山基地指揮部に所属する陳泰嘉少校ら7人の士官は休暇中だった今月8日、家族とともにC-130運輸機に乗って澎湖島へ旅行に出掛けた。現地で花火大会などを楽しんだ後、馬公市内のベトナム人ホステスが接待するナイトクラブへ向かい、日付が変わった午前2時ごろまで酒やカラオケに興じたようだ。

 しかし、同店を後にしようとした際、陳少校は料金1万台湾元分のクレジットカードと現金の二重払いを疑い、店側と言い争いになった結果、警察が間に入って処理する事態となった。

 また、彼らがこの店で楽しんでいる間、4人のベトナム人ホステスが上半身裸で接待していたほか、一部の士官はホステスに隣の部屋で性的なサービスを受けたとも伝えられている。

 陳少校は同行者にこの日の出来事を口外しないよう命じたとされるが、一連の騒ぎは軍上層部の耳に入り、空軍は22日、不適切な場所に出入りした、トラブルを部隊に報告しなかったなどの理由で7人を処分した。ただ性的サービスについては「その事実はなかった」と疑惑を否定した。

 なお澎湖のナイトクラブ関係者によると、同地は離島のため上司が突然現れる可能性がない上、物価も安いことから「軍関係者がストレスを解消する地」として人気となっており、馬公市には多くのナイトクラブが軒を連ねている。中にはホステスが裸で踊ったり、性的サービスを持ち掛ける店もあるようだ。

 こうしたナイトクラブには、結婚したり親族を頼って台湾で生活するようになったベトナム人や中国人のホステスが多く働いており、中には多くのなじみ客を獲得し、澎湖や母国に複数の不動産を所有するなど一財産を築いた女性もいるという。