ニュース 電子 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071300
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の徐旭東(ダグラス・シュー)董事長は23日、第5世代移動通信システム(5G)とモノのインターネット(IoT)の分野で世界の最先端をいくNTTドコモ、英ボーダフォンとの提携を必ず拡大すると表明した。24日付工商時報が報じた。
徐董事長は、下半期の台湾の景気については楽観していると話した(23日=中央社)
徐董事長は、ドコモは遠伝の株主だと説明。2020年までに5GとIoTの強化に全力を挙げ、台湾のモバイル通信市場で首位を目指すと表明した。
徐董事長は、遠伝のモバイルユーザーは約750万件だが、動画、請求書支払いなど関連サービスのユーザーも合わせれば既に944万件を超えていると説明した。同社は20年までにユーザー数を2,000万件まで倍増させる目標だ。
徐董事長はこのほか、同社のARPU(1契約当たりの売上高)は月883台湾元(約3,200円)と業界最高で、中華電信や台湾大哥大(台湾モバイル)を上回っていると強調した。
遠伝の李彬総経理は、同社は7月中旬に通信速度が下り最大500Mbps(メガビット毎秒)の3CA(キャリアアグリゲーション)サービスの提供を開始する予定と説明。また、8月中旬の台北ユニバーシアード開幕に向け、通信速度をさらに向上させると表明した。
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