ニュース 医薬 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071303
市販の風邪薬市場でシェア過半とみられる解熱鎮痛剤「普拿疼(パナドール)」の希望小売価格が7月1日から1箱当たり10~25台湾元(約37~92円)、最高で12%引き上げられる。26日付蘋果日報が報じた。
製薬大手、英グラクソ・スミスクライン(GSK)はコスト増を理由に、普拿疼伏冒10錠を140元へと15元(12%)値上げするほか、▽普拿疼伏冒化強錠16錠、275元(値上げ幅10%)▽同8錠、160元(値上げ幅10.3%)▽普拿疼伏冒熱飲(レモン)10包装、270元(値上げ幅8%)──など計8品を値上げすると発表した。
市場調査会社ニールセンの調査によると、台湾の2016年家庭用常備薬の市場規模は100億元以上で、風邪薬は20億元を占め、1人当たり1,180元購入している。
このほか、蚊に刺されたときの痒み止めなどに使われる虎標万金油(タイガーバーム)の希望小売価格が3月から100元へと5元(5.3%)値上げされたのに続き、7月から▽万応白花油5ミリリットル(ml)、90元(値上げ幅12.5%)▽同10ml、145元(値上げ幅11.5%)──も10~15元値上げされる。
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