ニュース 医薬 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071304
医療費が高くても名医の診療が受けられ、待ち時間が少ない「自費診療」の市場が拡大する中、衛生福利部は自費診療を受け付ける医療機関での診察料の上限を9月から撤廃する方向で検討している。これまでは健保を適用した場合の医学センター(総合病院)での診察料の2倍が上限となっていた。25日付蘋果日報が伝えた。
こうした中、今年4月に著名な専門医が時間をかけて診療を行う最高級の自費診療所「医者診所」が開業するなど、ハイエンドの自費診療需要が増え始め、現行基準がそぐわなくなったため、上限を撤廃する方向となった。
衛生福利部の石崇良医事司長は「自費診療所での診察費の上限を撤廃し、診療所側が独自に定める方向で計画している」と説明した。
台湾大学医学院附設医院(台大医院)の李源徳元院長は「健保給付では検査や医薬品の使用に制限があるが、(自費診療では)医師の専門的見地と患者の負担能力を検討することができ、上限撤廃は医師と患者の双方に利益をもたらす」と述べた。
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