ニュース 金融 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071308
台北市政府は25日、スマート決済プラットフォーム「pay.taipei」の運用を開始した。専用のモバイルアプリを利用して水道料金、駐車料金、台北市立聯合医院の医療費の決済が可能になる。台湾初の地方政府による決済プラットフォームだ。26日付工商時報が報じた。
柯文哲台北市長(中)は、コンビニエンスストアに行かずとも、公共料金の支払いができるようになるとアピールした(台北市リリースより)
通信キャリア5社と、網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)傘下の拍付国際資訊(Piテクノロジー)、遊戯橘子数位科技(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)傘下の楽点行動支付(ガッシュペイ)のモバイル決済2社が同プラットフォームへの加盟を宣言した。
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の李彬総経理は、「pay.taipei」を通じ、同グループの電子ウォレットサービス「friDay(フライデー)」で電気代、水道代、台北市立聯合医院の医療費の支払いや、ポイント相互利用、チケット購入、クレジットカード決済、ネット注文、保険加入などができるようにすると説明した。
モバイル決済アプリ「Pi行動銭包」を運営する拍付国際資訊の韓昆挙モバイルウォレット営運長は、「pay.taipei」を利用してサービス範囲を水道代、台北市立聯合医院の医療費の支払いに拡大すると説明した。
モバイル決済サービス「橘子支」(ゲームペイ)を運営する楽点行動支付は、水道代、駐車料金、台北市立聯合医院の医療費の支払いで「pay.taipei」と提携すると説明した。
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