ニュース 金融 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071309
経営破綻した海運会社、台湾海陸運輸集団(TMT)をめぐり、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)傘下の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が過去に不正な無担保融資を行っていたとのうわさがインターネット上で広がっていることを受け、兆豊銀は「慎重を期す」ために内部で再調査を行う方針を固めた。24日付経済日報が報じた。
問題のうわさは、兆豊銀が2011年に無担保でTMTに10億台湾元(約37億円)を融資したというもので、蔡友才元董事長が不正融資に関与していたとの指摘が含まれている。
同行は監査部門が近く調査を終え、結果を金融監督管理委員会(金管会)に報告する。同行は「現時点では過去にTMTに行った融資は関連規定を満たしており、董事会での承認を経ずにみだりに融資が行われたなどというインターネット上で指摘されているような状況はない」と説明している。
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