ニュース 運輸 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071310
高雄港の2017年のコンテナ取扱量目標は過去最高の1,100万TEU(20フィートコンテナ換算)だ。海運業界が4月より3大アライアンス体制に再編されて以降、高雄港に寄港する長距離航路が以前の16本から20本に増えており、6月から取扱量が拡大する見通しだ。25日付経済日報が報じた。
高雄港の4月のコンテナ取扱量は非需要期入り、および韓進海運の経営破綻などで73万4,000TEUと前年同月比4万TEU減少したが、1~4月は346万TEUと前年同期比4.3%増えている。
海運業界は4月より、▽陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)▽独ハパックロイド▽川崎汽船▽商船三井▽日本郵船──から成る「ザ・アライアンス」、▽長栄海運(エバーグリーン・マリン)▽仏CMA CGM▽中国遠洋運輸集団(COSCO、コスコ)▽香港・東方海外貨櫃航運(OOCL)──の「オーシャン・アライアンス」、およびマースクとMSCの「2Mアライアンス」の3大アライアンス体制に再編された。
台湾港務(TIPC)の調査によると、海運業界の再編により、高雄港に寄港する北米西岸、北米東岸、北欧、地中海などの航路が20本に増えており、各社の運航が軌道に乗れば、高雄港のコンテナ取扱量増加に貢献すると見込まれている。
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