ニュース 公益 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071311
トイレットペーパーをごみ箱に捨てる習慣がトイレの悪臭や衛生環境悪化の要因となるとして、ペーパーを便器に流す習慣の普及に努める行政院環境保護署(環保署)は23日、来年より7年間で40億台湾元(約150億円)の予算を投じ、公衆トイレ5,000カ所の改修または設置を進めると発表した。これにより配管詰まりが起きにくいトイレを増やしたい考えだ。24日付蘋果日報が報じた。
トイレットペーパーには「水に溶けるのでトイレに流せます」との記載がある(環保署リリースより)
環保署によると、台湾には合計4万カ所の公衆トイレが存在するが、今年はまず都市交通システム(MRT)駅など交通の要所に設置されたトイレで配管詰まりなどに関する調査を実施し、改修または建て替えの必要性を判断する。さらに来年は観光スポットのトイレでも調査を進める方針だ。
ただ台湾では「トイレットペーパーを便器に流すと配管が詰まる」という認識が根強いため、環保局の政策を不安視する声も上がっている。
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