ニュース その他分野 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071312
中台産業間の結び付きを▽産業協力▽貿易依存▽相互投資▽人の往来──に関するデータを基に指数化した「両岸産業関連指数」(2009年を基準とする)が23日に初めて発表され、16年の指数は前年比で11%下落したことが明らかとなった。同指数は中国の上海社会科学院と台湾の中華経済研究院(中経院、CIER)の研究チームが半年をかけて共同収集したデータを基に算出した。また下落は過去8年で初めてだという。24日付経済日報が報じた。
両機関の研究によると、「両岸産業関連指数」は09年から14年にかけて急速に上昇したが、15年は上昇幅が大幅に縮小し、16年は下落に転じた。また指数は14年の値を下回り、中台産業間の結び付きが16年の1年間で3年前の状況に逆戻りしたことがうかがえた。
今回の研究を主導した上海社会科学院研究生院(大学院)の朱平芳院長は、今後指数が下落する傾向が続いた場合、中台間の経済貿易提携は難しくなるとの見通しを示した。
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