ニュース 社会 作成日:2017年6月26日_記事番号:T00071317
今月10日にヘリコプターの墜落事故で死去した、空撮環境ドキュメンタリー『看見台湾』の監督、斉柏林氏の記念展『看見斉柏林』が24日、台北市信義区の松山文創園区4号倉庫で始まった。展示を通じて映画製作の過程や、斉監督の映画に対する思いをうかがい知ることができる。
記念展では、斉監督が空から撮影した写真の大型パネルなどが展示されている(24日=中央社)
記念展には蔡英文総統も足を運び、国家に大きな貢献があった人に贈る褒揚令の、斉監督への授与を発表した。蔡総統は「台湾は『神の目』を失った。環境の正義を一つ一つ取り戻していくことを約束する」とあいさつした。
前日の23日、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が斉監督の両親を訪れ、3,000万台湾元(約1億1,000万円)を寄付した。郭董事長は「斉監督の台湾への貢献は台湾の全ての人々が永遠に記憶することだろう。(斉監督の残した)債務に悩むことなく老後生活を送ってほしい」と語った。両親は斉監督の映画のために自宅を抵当に入れて資金を借りていた。
『看見斉柏林』記念展は7月11日まで開催される。
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