ニュース 電子 作成日:2017年6月27日_記事番号:T00071323
中国の携帯電話ブランドによる新製品向け液晶パネルの調達拡大を受け、台湾の液晶ドライバICメーカーは最近、受注見通しが大きく改善している。第3四半期売上高は前期比15%以上増え、同期としての過去最高を更新する見通しだ。27日付電子時報が報じた。
聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)など液晶ドライバICメーカーの第3四半期受注増の背景には、中国の携帯電話ブランドが下半期に発売する新製品について、ディスプレイのアスペクト比(画面比率)を従来の16:9から18:9に変更する決定が遅れたことがある。アスペクト比の変更により新たな金型製作と認証の再取得が必要となり、液晶ドライバICメーカーの出荷が2~3カ月後ずれする結果を招いた。
一方、アスペクト比の変更により、液晶ドライバICメーカーは一部チップの在庫価値下落に伴う損失を計上しなければならず、第2四半期の業績への影響が懸念されている。
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