ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

HTCのVR企業育成プログラム、イスラエルに新拠点


ニュース 電子 作成日:2017年6月27日_記事番号:T00071324

HTCのVR企業育成プログラム、イスラエルに新拠点

 宏達国際電子(HTC)は26日、同社のバーチャルリアリティー(VR)関連スタートアップ企業育成プログラム「VIVE X」について、世界5カ所目の拠点としてイスラエルのテルアビブを加えたと発表した。同拠点では欧州向けサービスを提供する企業のほか、イスラエルがコンピュータビジョンに強いことから、拡張現実(AR)および人工知能(AI)関連企業の育成に注力する方針だ。27日付工商時報が報じた。

/date/2017/06/27/01vive_2.jpg鮑永哲VR副総経理(右)は、VRとARは8割の技術が共通していると指摘した(同社リリースより)

 HTCが昨年立ち上げた「VIVE X」プログラムは、既に台北、北京、深圳、サンフランシスコの4カ所に拠点を開設している。半年を1期として世界各地のスタートアップ企業に指導、少額の投資を行っている。第1期はVR関連企業が多数を占めたが、第2期ではARやAI関連企業も増えた。

 同社は26日上海で、VIVE Xに参加したスタートアップ企業による展示イベントを開催した。これまで台北、サンフランシスコを合わせた3回の開催で8カ国・地域のVR、ARスタートアップ企業33社が成果を発表した。