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頼幸媛氏が江丙坤氏を訪問、理念の一致強調


ニュース 政治 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007133

頼幸媛氏が江丙坤氏を訪問、理念の一致強調

 
 行政院大陸委員会(陸委会)の次期主任委員に就任が決定した台湾団結聯盟(台聯)の頼幸媛氏は30日、江丙坤次期海峡交流基金会董事長と面会し、自身の対中政策理念は馬英九次期総統と一致していると語り、「一つの中国、それぞれの解釈」である「1992年の共通認識(92共識)」への支持を表明した。

 ?氏の陸委会主委への就任発表以来、台湾独立の理念を持った人物という懸念から、国民党の立法委員らからは更迭を求める声が相次いでいた。また、江丙坤氏の海基会と路線対立が起き、いわゆる「海陸大戦」に発展するのではないかという観測も伝えられていたが、2人はメディアの前で固く握手し、協力していく姿勢を示した。

 1日付中国時報によると、?氏による江氏との面会は、馬氏陣営の幹部が?氏に提案して実現した。江氏は?氏に対し、「陸委会主委の協調を図る任務は重要で、就任後はよく我慢して重い責任を負わなければならない」とアドバイスした。