ニュース その他製造 作成日:2017年6月27日_記事番号:T00071330
太陽電池大手、新日光能源(ネオソーラーパワー、NSP)は26日、新竹科学工業園区(竹科)で太陽電池モジュール新工場の完成式典を行った。洪伝献董事長兼執行長は、生産能力は200メガワット(MW)にすぎないが、台湾市場向けの高効率の太陽電池モジュールであり意義深いと語った。27日付経済日報が報じた。
洪董事長(右)は、台湾は面積が小さいので、高効率の太陽電池モジュールが必要だと説明した(26日=中央社)
新工場は数日前に少量生産を開始しており、7月にフル稼働、今年100MWを出荷する目標だ。投資額は2億~3億台湾元(約7億4,000万~11億円)。75%を外販し、25%は自社で使用する。
洪董事長は、現在の地面設置型の太陽光発電所は塩田やため池には向いていないが、同社はこうした環境下でも20~25年後まで運転できるよう、高効率の太陽電池モジュールを開発したと説明した。
沈維釣総経理は、同社の太陽電池モジュールは2枚のガラスの高い変換効率で特許を保有しており、60枚当たりの発電効率は305~310ワット(W)と、台湾で最高だと指摘した。
同社の太陽電池モジュール生産能力は中国が600MW、台湾は60MWで、今後300MWまで引き上げる計画だ。
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