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手術同意書、同性パートナーの署名可能明示


ニュース 医薬 作成日:2017年6月27日_記事番号:T00071333

手術同意書、同性パートナーの署名可能明示

 衛生福利部(衛福部)は8月にも手術同意書、麻酔同意書の書式を13年ぶりに見直す。見直しポイントは▽医師の専門分野を明示する▽同意書への署名順序▽同性のパートナーにも同意書への署名を認めることを明示する▽同意書の有効期限──など。27日付中国時報が伝えた。

 医師の専門分野明示は、専門外の医師が手術を担当するケースがあるため、手術や麻酔を受けるかどうかの判断を患者に委ねる狙いがある。また、手術の手順やリスク、術後の症状などについて医師の説明を受け、医師が署名した後で患者が署名する流れとし、「白紙同意書」に患者が署名をするといった事態を防ぐ。

 また、医療法は患者本人または配偶者、子女、父母、法定代理人、関係人(同居者、パートナー)に同意書への署名を認めているが、新版の同意書では関係人となるパートナーは性別を問わないことが注釈の形で明示される。

 手術を受ける年間延べ210万~220万人に影響する見通しだ。