ニュース 金融 作成日:2017年6月27日_記事番号:T00071336
金融持ち株会社、永豊金融控股は26日、緊急記者会見を開き、このほど就任したばかりの邱正雄董事長が6月30日の臨時董事会で辞任すると発表した。27日付聯合報が報じた。
邱董事長の記者会見は5分足らず終了した(26日=中央社)
邱董事長は何寿川前董事長が超過融資事件で背任と証券取引法違反の罪に問われたことを受けて、17日に董事長代理に就任。何氏が金融監督管理委員会(金管会)に董事長を解任されたため、21日からは正式に董事長を務めていた。
邱董事長は「段階的な任務が一段落した」と辞任理由を説明し、金融業界で影響力がある人物を後任の董事長に推薦する考えを示した。後任のめどが付いたことが辞任理由であることを示唆した格好だ。邱董事長の在任期間は14日で、金融持ち株会社の董事長としては最短記録となる。
邱董事長は後任の董事長人事について、「今は人選を明らかにできないが、現職の董事ではなく、金融業界で影響力がある人物になる。外部の人物が就任するということだ」と説明した。
中央銀行副総裁、財政部長などを歴任した邱董事長は永豊銀行董事長を長年務めた人物だ。今回何前董事長の解任でピンチヒッターとして董事長職を務めたが、永豊銀元董事長が渦中の永豊金董事長を務めるのは不適切ではないかとする批判が出ていた。
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