ニュース 機械 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071356
人工知能(AI)時代を見据え、中部科学工業園区(中科)スマートロボットメイカー聯盟が27日、発足した。上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)など加盟メンバーは今後、中科台中園区でのスマートロボットのメイカースペース(デジタル工房)構築を支援する。メイカースペースにメイカーが集まり、製品化を実現することで、台湾のスマートマシン産業の投資拡大や技術向上にもつながると期待している。28日付経済日報が報じた。
沈理事長(右2)は、スマートロボットやスマートマニュファクチュアリングは世界の大勢だと指摘した(中科リリースより)
加盟メンバーは、▽ハイウィン▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)▽安川電機▽独グレンツェバッハ▽台湾智慧自動化機器人協会(TAIROA)▽工業技術研究院(工研院、ITRI)▽精密機械研究発展センター(PMC)──など。メイカースペース向けにロボットアームや部品などの展示やリース・販売を行う。
メイカースペースでは、スマートマシンやAIなどの訓練課程やロボットコンテスト、TEDトーク(米TEDの講演内容をインターネット配信)などのイベントを開催したり、特許データベースのプラットフォーム「IPモール」を構築する。これにより、台湾や海外のハイテク人材と提携したり、スタートアップ企業の進出を促す。
台湾科学工業園区科学工業同業公会の沈国栄理事長は、科技部が3年で20億台湾元(約74億円)の予算を編成しており、中科と南部科学工業園区(南科)にスマートロボットメイカースペースが作られると説明した。
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