ニュース 石油・化学 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071357
李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)の李謀偉董事長はこのほど、熱可塑性エラストマー(TPE)の用途拡大を好感し、欧州に年産能力4万トン規模の水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS)工場を新設する計画を明らかにした。第3四半期に確定する見通しだ。28日付工商時報が報じた。
また李董事長は、SEBS工場の建設にかかる期間は約18カ月と同業より短く、欧州でもアジア工場と変わらないコストで建設できると説明した。
李董事長は、英国の欧州連合(EU)離脱、米ドナルド・トランプ大統領の保護貿易主義などの影響が緩和されているほか、原油価格も40~50米ドルを維持しているため、下半期の業績は上半期より良くなると予想した。ただ、中国の金融引き締めが下半期の石油化学業界にとって新たな懸念材料となる可能性があると語った。
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